税理士の選び方について①

値段だけで選ぶことは危険です

税理士を探している、会計事務所を探している、というフリーランスや個人事業主の方、企業の経営者の方がネットで「税理士 〇〇」「〇〇 会計事務所」(〇〇は地名など)といったワードで検索をすることはあると思います。

検索結果の上位には、「月3,000円からのサービス」「良心的な費用の税理士」といった安さを売りにした税理士や会計事務所のホームページが並んでいます。

これらの事務所では、たしかに安い値段で確定申告をしてくれたり、法人の決算申告をしてくれたりもするでしょう。

ですがその安値のサービスが快適かどうか、ということも実は重要な判断の要素です。

というのも、安価なサービスを提供するということは、その裏ではかならず不要と思われるサービスを極限まで省いた形になっているからです。

例えば、床屋さんや美容室をイメージしていただくとわかりやすいと思います。

床屋さんで、1,000円カットのお店とトータルで5,000円以上する美容室の満足感はまったく違う性質のものですよね。

ご存知のとおり1,000円カットのお店では、シャンプーやひげ剃り、マッサージをやることはありませんし、整髪料をつけてくれたり、お好みの髪型にセットしてくれたりすることもありません。

カットは「刈り上げをご希望の方はバリカンのみ」といった制限がつくこともありますし、1人につき10分程度しかカット時間がないため、そもそも凝った髪型のカットは不可能です。

また、カットの最後には、掃除機のような機械で髪の毛の切り屑をバキュームされますので「なんかゴミ扱いされてるな」と思う方もいるかもしれません(笑)。

カットの担当者を指名することもできません(追加料金を払うことで、指名できる1,000円カットのお店もあるでしょうが)ので、カットの合間に世間話や共通の趣味の話題で盛り上がることもありません。

一番怖いのは、誰にカットされるかがわからなくて、カットする方の技量がバラバラなので「この人大丈夫かな?」という方に当たってしまうと「あ~やっぱりダメか」ということになる可能性が高いことです。

思ったような髪型に仕上がらないと、イマイチな気分で数週間を過ごすことになります。

このテンションが下がってしまうことの損失は馬鹿にならないものになると思います。

逆にいうとこれらの1,000円カットのデメリットが気にならない方は、1,000円カットを利用して良い方です。

カットする方の技量があまり問われない坊主の方や短髪の方(私もこの部類です)は、OKでしょうね。

床屋さんの話しをはじめると長くなるのでこれ位にしますが、税理士と床屋さんの話しでの共通点を探りましょう。